効率アップ!電動機器で行う草刈りのポイント

庭や大きな規模の土地の手入れを行う場合、草刈りは避けては通れないものです。しかし、草刈りに伴う労力や人員、身体的負担は大変なもの。特に高齢化と過疎化が進む農村部で、害獣被害防止のために電気柵などの対策を行うことがありますが、草刈りが十分に出来ず折角の対策も上手く機能しないこともあります。草刈りの手間を軽減し、効率よく作業を行うために電動の芝刈り機などの電動機器を使ってみてはどうでしょうか。きっとのその手軽さに驚きを抱くはずです。電動機器には様々な種類がありますので、目的に合ったものを選ぶ際に役立つ特徴や種類の解説、使用法などを説明いたします。


草刈り(刈払い)機の種類と特徴

草刈り機の購入を考える場合、沢山あるものから、自分目的にあった物を選ぶだけでも一苦労です。しかし、燃料代、耐久年数や減価償却率、利便性を考慮して選択すれば、ご自身の理想に適ったものが見つかるはずです。草刈機を通販やホームセンター、農機具店で購入する時の参考にしましょう。また、補修の方法や使用頻度など今後のことを考えて、購入先も選びましょう。下記の表にそれぞれの特徴や用途をまとめてありますので、一度読んでみましょう。

ハンドルの形状別

ハンドル
背負式 <特長>

本体を背負う形になっており、長時間の草刈でも疲れにくく、ハンドルやシャフトを持ってカッターを操作する為小回りが利く。操作性が高く、足のケガをしにくい。

<用途・場所>

背負式が最も適しているのは森林などの下刈作業。木々が多い、狭い、など、安全性のより求められる場所での小回りの利く操作性は便利。
両手ハンドル <特長>

ハンドルを両手に持ちながら操作するので、大きく横方向に動かすことが可能。先端部に重量があるため細かな動作には不向き。シンプルな構造で、他のタイプのものより安価で軽量、持ち運びも便利。

<用途・場所>

特に周りに障害物の無い平地や田んぼなどでの作業に最適。強い雑草や傾斜のきつい場所での作業には向いていない。
ループ

or

2グリップ
<特長>

ループハンドルは輪のようなハンドルがシャフトについていて、他の刈払機に比べ姿勢を変えられるのが特徴。

2グリップは一本のシャフトを両手で握るタイプ。同じ姿勢をキープするので、短時間の使用に向いている。

<用途・場所>

ループハンドルは縦方向に動かしやすく、傾斜や平面にも適し長時間作業に対し適性がある。2グリップは障害物の多い所、傾斜のきつい場所での細かな作業向き。業者がよく使うタイプ。

エンジンタイプ別

エンジンタイプ別
充電式 <特長>

エンジン式のようにガソリンが要らず、電気で動くため、静かで小型軽量のものが多く、細かな作業向き。スイッチ一つで動くこともメリット。但し、長時間使用やパワー不足は否めず、保管場所にも注意が必要。

<用途・場所>

背負式が最も適しているのは森林などの下刈作業。木々が多い、狭い、など、安全性のより求められる場所での小回りの利く操作性は便利。
コード式 <特長>

エンジンやバッテリーを搭載していないため軽量。充電式と同様に静かで油で手が汚れることもなく、排気も出ずエコ。しかしコードの届く範囲でなければ作業が出来ず、作業場や電源確保の確認を行わなければならない。

<用途・場所>

騒音が少ないので住宅地での使用に便利。
2,4サイクル

エンジン式
<特長>

2サイクル式の刈り払い機は故障頻度が4サイクル式に比べ少なく、部品交換など修理費用が安価。エンジン搭載で2サイクルオイルという混合燃料を使用する。4サイクル式は他種と比べパワー大。エンジンに使う4サイクルオイルにガソリンを使用できる上、2サイクル式に比べ、年費が良好でエコ。

<用途・場所>

2サイクル式は4サイクル式に比べ軽量。パワーと本体の軽さを求める方に向いている。4サイクル式はパワーがあり、業務利用向き。

刃の種類別

2枚刃 <特長>

2枚刃は最も刈刃の数が少なく、長方形のような形をおり、プロペラ刃とも呼ばれる。刃渡りが長く、柔らかい刈草を刈ることに向いた刃。しかし刃数が少ない分、硬いものに当たった際のキックバックの衝撃が大きく危険。地域によっては使用が禁止されていることも。

<用途・場所>

家庭菜園をする方や日常のちょっとした手入れをするのに適したタイプ。基本的に家庭での使用向き。
3枚刃 <特長>

3枚刃は円盤に3つの四角い形状の刃がついており、一度に柔らかい草を広範囲で刈り取ることに適している。しかし石などに当たると衝撃も大きく、時には刃が割れてしまう場合も。

<用途・場所>

広く開けた場所、畑や田んぼなどの使用に適している。
4枚刃 <特長>

4枚刃は3枚刃同様広い範囲の柔らかい刈草を刈り取るのに向いておりデメリットも同様。但し、両面に刃があり、裏返しても使用できるという特徴がある。

<用途・場所>

3枚刃と同様。
8枚刃 <特長>

8枚刃は3、4枚刃と違い、刃の形状が大きく、ギザギザ形。更に鋭利になっているので、雑草や多少固い草も刈ることが可能。刃先が3、4枚刃に比べ小さいのでキックバックも少なく済み安定して作業が可能。

<用途・場所>

密集した草原や、広場に適する。
丸のこ刃 <特長>

円盤にノコギリ状の刃がついているタイプのもの。強力なため、柔らかい草を刈るにはかえって不向き。

<用途・場所>

主に雑木を切るのに適した金属刃の種類。
チップソー <特長>

丸この刃よりも細かく、刃先の多い金属刃です。刃が多い分、刃先の負担が少なく、低速でも軽快に草を刈れる特徴が。燃費も良好。

<用途・場所>

他に比べ切れ味がいいので雑木なども切れてしまうことも。柔らかい草刈りには不向き。
ナイロン

カッター
<特長>

ナイロンコードがついているタイプの草刈機のこと。様々なタイプがあり、主に金属刃での作業が困難な時に使われる。

<用途・場所>

ブロック塀や壁、建設物の近くで多く使用される。柔らかい草が対象。

刈草刃について

表で様々な刃を紹介しましたが、これらを上手に使うには刃や機体のお手入れが欠かせません。また、初心者にお勧めな刃もありますのでご紹介しましょう。

お手入れ

刈払機のお手入れには、グラインダーという自動研磨機ややすりなどを使用します。そうして切れ味の悪くなってしまったチップソーなどを研磨し、切れ味を取り戻すのです。さらにいい刃物鋼を使用した刃を使ったり、機械にグリスを塗る、刃が飛ばないように草刈りローラーを付けるなどの整備が大切です。きちんとお手入れを行わないと、エンジンがかからないといったトラブルになる可能性があります。

ロータリーブレード

刃の無い刃のことを指すのですが、お椀のような形をした刈草刃です。こちらは他のもののように構造的に刃が飛んだりしませんので比較的安全で、初心者向きと言えるかと思います。

ナイロンコード

ロータリーブレードのイメージ

草刈り機に使うビニールひものような形状のナイロンコードですが、ナイロンカッターのワイヤータイプやプラッターライトなど様々な種類があります。安全性も高く、人気ですが、ナイロンコードの巻き方に戸惑う方もいるようなので、最初はナイロンコードのおすすめを知識のある方に聞いてみたりするのもいいかと思います。

雑草ってどこに生えるの?

刈払機を使用して草刈りを行う際は、作業に見合った服装や注意が必要です。

服装

電動機器は、刃を回し草を刈ります。そのため葉や小石、時には木片が飛んできます。それらから身を守るために、しっかりとした装備を行いましょう。

服装のイメージ

・身を守る:ゴーグル、ヘルメット、フェイスガード、すね当て、膝当て、レガース、エプロン、プロテクターを使用する

・服の巻き込み防止:、ベルトなどで服をしっかりと抑える

作業時

毎年ケガや事故を起こしてしまう人が出ます。自身や周りがケガをしないように注意しましょう。

作業時のイメージ

・取り扱いが難しいものは避ける:ヘッジトリマーや2 枚刃など

・初心者の方は簡単なものを選ぶのもいい:電動ドライバー(電動ドリル式のもの)など

・草焼きバーナー:使用の際は失火に十分に注意する

・養生ネット:小石などの飛散防止のために飛散防止ネットやロープを張る

後処理

刈った後の草はそのままにせずに、カートの荷台に積んだり車をレンタルするなどして処理をしましょう。

運んでいる途中に落下した刈草を放置するなどの行為は過去に問題となったケースもあります。そのようなことがないよう注意しましょう。


草刈道具を電動のものにした場合、作業効率は大幅に上がります。しかし、きちんとした対策を行わなければ小石でメガネが割れてしまったり、酷い時にはケガをすることもありますので、しっかりと使用場所や特徴を知っておく必要があります。時にはチェーンソーやそのほかの農機具を使用する場合も草刈りにはあるのです。様々な草刈り機や刃を正しく使い分けていきましょう。しかし扱いが不慣れであるときや手持ちの機具が適さない場所の草刈りをする場合は、業者に依頼することも有効です。草刈りは重労働です。無理をしてケガや機械の故障などのトラブルになる前に、有効な手段を選ぶことで、目的に合った草刈りを効率良く行えるのではないでしょうか。

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