雑草対策15選!オシャレで雑草に強いお庭を作るベストな方法を診断

雑草対策15選と最適な方法の選び方

「雑草対策をしたいけど、庭のオシャレさも大事!」

もちろん雑草が生えてこないようにしたいけど、庭の見栄えが悪くなるのは嫌ですよね。
雑草対策には、オシャレなもの、メンテナンスが楽なもの、ガーデニングも楽しめるものなど種類がたくさんあります。

この記事では、雑草対策の種類や選び方をご紹介します。
ご自身にピッタリの雑草対策が見つかりますので、ぜひ最後までお読みください。

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目次

ベストな雑草対策をフローチャートで診断!

お庭などの雑草対策はたくさんあり、どれを選ぶべきか迷うことが多いですね。
「雑草対策がたくさんあって決められない」
そんなときには、自分に合う雑草対策を診断してはいかがでしょうか?

下のフローチャートを参考にしてみてください。
YESかNOで答えてたどっていくと、最適な雑草対策方法を絞り込めます。

ベストな雑草対策フローチャート
雑草対策の方法概要
除草剤雑草を枯らしたり抑制したりする薬剤
除草グッズ草取り鎌や電動草刈機など便利な道具
防草シート水や空気のみを通すシートで日光を遮断
マルチングビニールシートで地面を覆い、日光を遮断
砂利地面に細かい石を敷きつめて日光を遮断
ブラックロック岩石を配置して日光を遮断する
ウッドチップ・バークチップ木片や樹皮を砕いたものを敷きつめて日光を遮断
固まる土セメントなどの固化剤を混ぜた土
芝生天然芝を繫茂させて雑草が生えにくくする
グランドカバープランツ好みの植物をあえて茂らせて雑草を抑制する
人工芝合成樹脂でできた人工の芝生シートを敷く
タイル陶磁器製の板を敷きつめる
レンガ粘土や泥を焼き固めたブロックを敷きつめる
インターロッキングコンクリート製のブロックを敷きつめる
土間コンクリート地面全体にコンクリートを流し込んで固める

失敗しない雑草対策方法の選び方5つのポイント

雑草対策方法にはそれぞれにメリット・デメリットがあり、一概にどれが一番とは言い切れません。
そのためベストな方法を選ぶためには、何を重要視するかをはっきりさせておく必要があります。

雑草対策を選ぶときにあらかじめ確認しておくべきポイントは、おもに以下の5つです。

雑草対策選びのポイント
  • 手軽さ
  • 見栄えのよさ
  • 安全性
  • 手入れしやすさ
  • 変更しやすさ

それぞれくわしく解説していきますので、雑草対策方法を比較検討するときの参考にしてみてください。

手軽さ

雑草対策を導入するときにどれくらいの労力や時間、費用がかかるのかを確認しておきましょう。
手間や費用がかかると、途中で断念してしまって十分な雑草対策にならないおそれがあるからです。

例えば砂利や人工芝といった方法は地面に敷くだけなので自分でも簡単にできそうに感じますが、キレイに敷くにはあらかじめ地面を整地したり、下に防草シートを敷いたりと、案外手間がかかります

またコンクリートやタイルの敷設には特別な道具や技術が必要です。
もちろん外構・造園業者に依頼すれば手間はかかりませんが、費用は高くなります

他にも、植物で地面をおおうグランドカバープランツは植えるだけなので簡単にでき、初期費用も安く済む方法ですが、敷地一面をおおうまで成長するには長い時間がかかります。

それぞれの方法の初期コストを確認して、現実的に実行可能かどうか考慮してみましょう。

見栄えのよさ

お庭や玄関アプローチなど日頃よく目にする場所の雑草対策では、設置したときの雰囲気をイメージしておくことも重要です。

例えば防草シートや土間コンクリートといった方法は、無機質で無骨な印象になってしまいがちです。

和風の家には砂利や芝生、洋風の家にはウッドチップやタイルなどが合わせやすいといった傾向はありますが、素材ごとの色合いや素材の組み合わせなどによっても雰囲気は変わります

見栄えは好みの問題でもあるので、それぞれの素材を写真や実物で確認して、自分の好みに合う方法を探求してみましょう

安全性

安全性に注目して雑草対策を選ぶのも重要です。
雑草対策をした結果その場所の安全性が落ちれば、ケガを負うリスクが高まるためです。

例えば子どもやペットが遊び場にしているお庭をコンクリートのような固い素材にすると、転んだときにケガをしやすくなるおそれがあります。

また、駐車場にしているスペースを砂利にすると、車が通るときにタイヤで踏んで石が飛ぶ危険もあります。
そのスペースをどう使っているのか、どう使う予定なのかによって何が最適かは変わってきますので、用途を確認しておきましょう。

手入れしやすさ

導入してからのメンテナンスや交換にかかる手間や費用も重要な要素です。

芝生やグランドカバープランツなどは、こまめに水やりや芝刈りなどの手入れが必要です。
砂利やウッドチップは定期的に補充が必要である他、汚れたときに掃除がしづらいといった難点もあります。

防草シートは長くても10年程度を目安に交換が必要です。
コンクリートやタイルは日頃の掃除は楽ですが、経年劣化によってひび割れなどが発生すれば、補修や交換が必要になります。

素材の耐用年数や交換時の費用も確認しておきましょう。

変更しやすさ

雑草対策の方法を変えたくなった場合や、その場所を別の用途に使いたくなった場合に備えて、撤去する方法や費用も確認しておきましょう。

コンクリートやタイルの撤去は敷設と同時に業者に依頼する必要があるので、費用がかかってしまいます。
砂利は撤去の作業自体は比較的簡単ですが、処分が大変になりがちです。

確実に数年はそのままでよい場合は別として、変更する可能性があるなら撤去の手間や費用があまりかからない方法を選ぶのがおすすめです。

ここまで雑草対策のフローチャートと、対策を選ぶポイントを解説しました。
それらを踏まえて、次章からはおすすめの雑草対策の特徴や具体的なやり方をご紹介します。

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手軽にできる【除草剤】

除草剤は、雑草を枯らしたり雑草が生えるのを防いだりできる薬剤です。
薬剤を散布するだけで効果があるので、手っ取り早く雑草対策したい方には除草剤の使用をおすすめします。
ただし除草剤には注意すべき点やリスクもあるので確認しておきましょう。

除草剤の特徴と選び方の注意

除草剤は手軽にできる雑草対策なので、雑草を枯らしたり抑制したりする目的で使われています。
これまでに使用したことのある方も、メリットとデメリットを確かめてみてください。

除草剤のメリット
簡単に手に入る

除草剤はホームセンターやドラッグストアなど身近なお店で数千円で購入できます。

使用方法も簡単

液状や粒状の薬剤を雑草にかけたり土壌にまいたりするだけなので手軽です。

除草も防草もできる

除草剤には雑草を枯らす効果と雑草が生えるのを防ぐ効果を兼ね備えたタイプがあり、これを使えば除草から防草まで雑草対策のすべてができます。

芝生や花壇でも使える

特定の雑草だけを枯らすことができる除草剤もあり、芝生や花壇など植物を育てている場所の雑草対策にも活用できます。

今の雰囲気はそのままで対策できる

地面をおおう方法と違い、その場所の見た目に影響を与えないのも取り入れやすいポイントです。

除草剤のデメリット
定期的に散布が必要

除草剤の効果は永久には続かないため、継続的に雑草を防ぐには数ヵ月ごとに散布が必要です。

雑草が枯れるには時間がかかる

すでに生えている雑草に吸収されて完全に枯れるには基本的に数日から数週間ほどかかります。
当然、枯れた雑草を片付ける作業も必要です。

人やペットへの悪影響のリスクがある

除草剤は強力な薬剤ですので、人やペットの口や目に入れば健康被害が出るおそれがあります。
散布中や散布直後は特に子どもやペットが立ち入らないよう注意が必要です。

適切な種類を選ぶのが面倒

除草剤にはさまざまな種類があり、使う場所やそこで育てている植物、対策したい雑草の種類によって適切なものを選ばなければいけません。
もしも適切でない除草剤を使うと育てている植物まで枯らしてしまったり、違法になったりといったトラブルのおそれもあります。

除草剤の選び方

除草剤は使用目的に合ったものを選ばなければいけません。
使用目的や使用場所をまちがえると、思わぬ失敗やトラブルにつながるからです。
大切に育てている植物を枯らしてしまったり、健康被害を引き起こしたりしないよう次のことに注意してください。

除草剤選びで最低限注意すべきポイント
育てている植物がある場所で、今ある雑草を枯らしたい

→農耕地用の茎葉処理型

育てている植物がある場所で、これから生える雑草を防ぎたい

→農耕地用の土壌処理型

育てている植物がない場所で、今ある雑草を枯らしたい

→非農耕地用の茎葉処理型またはハイブリッド型

育てている植物がない場所で、これから生える雑草を防ぎたい

→非農耕地用の土壌処理型またはハイブリッド型

除草剤は、適切に扱えばとても便利な薬剤です。
メリット・デメリットを知ったうえで、適切な除草剤を選びましょう。

おすすめの除草剤

周囲に育てている植物があるなら農耕地用除草剤、植物がないなら非農耕地用除草剤を選びましょう。
基本的には、より使える場所が多い農耕地用除草剤を選ぶのがおすすめです。

農耕地用除草剤は農薬登録を受けていて、田畑や花壇、芝生など人が育てている植物のある場所で使うことが認められています

また、除草剤は枯らす目的の除草剤と抑制する目的の除草剤があります。
どちらにも使いたいときは、除草から予防までできるハイブリッドタイプがおすすめです。
除草剤を何種類も購入しなくて済むからです。

参考価格Amazon:2,345円
楽天市場:2,629円
Y!ショッピング:2,930円
内容量2.5L
形状液体
種類ハイブリッドタイプ
希釈不要
有効成分グリホサートイソプロピルアミン塩、テブチウロン
効果最速翌日から枯れ始める
約330日持続する
農薬登録あり
販売元住友化学園芸|草退治メガロングシャワーGT

※参考価格は2023年11月9日時点でAmazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングに掲載されている最安商品の参考価格(税込み・東京都までの送料込み)です。

駐車場や空き地など、植物を育てる予定のない場所の雑草対策には、非農耕地用除草剤が使えます。
非農耕地用除草剤は雑草を含めた植物すべてを枯らす効果があるため、使う場所には注意してください。

また、小さな子どもやペットがいて安全性が心配な場合は、食品成分でできた除草剤がおすすめです。
次の商品は、ペラルゴン酸という食品添加物を有効成分とする非農耕地用除草剤です。

アースガーデン おうちの草コロリ 2L

参考価格Amazon:991円
楽天市場:1,201円
Y!ショッピング:998円
内容量2L
形状液体
種類ハイブリッドタイプ
希釈不要
有効成分ペラルゴン酸
効果最速5分で枯れ始める
約1.5ヵ月持続する
農薬登録なし
販売元アース製薬

※参考価格は2023年11月9日時点でAmazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングに掲載されている最安商品の参考価格(税込み・東京都までの送料込み)です。

農耕地と聞くと田んぼや畑をイメージしがちですが、ここでいう農耕地には個人の家庭菜園や庭木も含まれます
誰がなんの目的で育てているものであろうと、人が育てている植物のある場所では非農耕地用除草剤は使えません。

隣家の生垣と近接している場所や近くに農地がある場所などには、農耕地用除草剤を使うのが安全です。地中に染み込んだ除草剤が影響を与えるおそれがあるためです。

農薬登録とは

農薬登録を受けている除草剤には、「農林水産省登録第〇号」のような登録番号が表示されています。
また、農薬登録のない除草剤には「非農耕地用」「家庭用」「農薬として使用できません」などの表示がありますので、必ず確認しましょう。

参考:農林水産省|除草剤の販売・使用について(最終閲覧日:2023年11月10日)

除草剤についてはこちらの記事でくわしく解説していますので、選び方に迷う方は参考にしてください。

作業が楽になる【除草グッズ】

手で草をむしるよりも簡単に除草ができる道具を導入して除草作業の負担を軽減するのも、雑草対策の1つです。
こまめに手入れができる場合や、除草剤を使うのに抵抗がある場合におすすめします。

除草グッズのメリット
環境への安全性が高い

薬剤などを使わないので、育てている植物や土壌に悪影響がありません

今の雰囲気をそのままで対策できる

生えている雑草を取り除くだけなので、見た目を変えることもありません

簡単に手に入る

草抜き器などの簡易的なグッズは100円ショップなどでも販売されていて、誰でも簡単に購入して使えます。

除草グッズのデメリット
時間と労力がかかる

効率がよいとはいえ手作業をすることになるので、時間と労力がかかます。

定期的に作業が必要

根こそぎ抜いても雑草はまた生えてしまうので、少なくとも年に3回程度は作業が必要です。

道具によっては高価

より効率的な草刈り機などの自動式の道具は、手動の道具に比べて高価であることが多いです。

道具によってはケガのリスクもある

自動式の道具は扱いが難しく、大ケガにつながる事故が発生することもあります。

作業が負担にならないか、道具を適切に扱えるかなどを考慮して道具を選ぶことが大切です。
除草グッズには大きく分けて、以下の3種類があります。

  • 三角ホーや草取り鎌など手動の道具
  • 草刈り機やバリカンなど自動の道具
  • 重曹や熱湯など雑草を枯らせる身近なもの

それぞれ特徴を解説していきますので、最適な道具を選ぶ参考にしてください。

三角ホーや草取り鎌など手動の道具

狭い場所の雑草や芝生や花壇などに生えた雑草を除草したい場合には、手動の除草道具がおすすめです。
手作業で除草をする場合でも、便利なアイテムを使えば作業が格段に楽になります。

手動の除草道具には多様なものがありますが、1つあると便利なのが三角ホーです。

仁作 ステンレス製 トンガリホー 茶柄付 1200mm

参考価格Amazon:3,120円
楽天市場:4,936円
Y!ショッピング:3,045円
製造国日本
材質刃部:総焼入ステンレススチール 柄部:ラミン材(茶塗装)
重量‎1.1kg

※参考価格は2023年11月9日時点でAmazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングに掲載されている最安商品の参考価格(税込み・東京都までの送料込み)です。

三角ホーの刃は両サイドが刃になっていて、先端がとがっています。
刃の部分で地面を削るようにして雑草をまとめて刈ったり、とがった先端を地面に突き刺して雑草を根こそぎ抜き取ったりと多様な使い方が可能です。
柄の長いものなら立ったままで作業ができ、足腰への負担を軽減できます。

芝生花壇などでピンポイントの雑草を取り除きたいには、草取り鎌がおすすめです。

参考価格Amazon:352円
楽天市場:826円
Y!ショッピング:464円
材質ステンレス鋼
重量‎1.1kg

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草取り鎌は手のひらサイズの小さな鎌で、刃がギザギザしているのが特徴です。
雑草の根元に突き刺して引っ張り上げることで根ごと引き抜いたり、地際で刈り取ったりといった使い方ができます。

また、しゃがんだ姿勢がつらい場合には除草作業用のイスがあると快適に作業ができます。

参考価格Amazon:821円
楽天市場:1,591円
Y!ショッピング:1,591円
材質発泡スチロール+ゴム紐
販売元株式会社石山

※参考価格は2023年11月9日時点でAmazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングに掲載されている最安商品の参考価格(税込み・東京都までの送料込み)です。

こちらはイスを腰に付けたまま移動ができ、立ったりしゃがんだりを繰り返す動作も楽になります

他にもさまざまな草刈りや草むしりの道具を紹介している記事もありますので、ぜひご覧ください。

草刈り機やバリカンなど自動の道具

広い面積の雑草をまとめて刈り取りたい場合には、自動式の草刈り道具がおすすめです。

代表的なものに草刈り機(刈払機)があります。
これは円盤形の刃が高速で回転する危険な道具なので、一般の人には扱いにくい道具です。
回転する刃が硬いものに接触したときに反動で使用者に向かって跳ね返ってくるキックバック現象によって、命に関わる事故が起こることもあります。

刃ではなくナイロンコードを使った製品は硬いものに当たってもコードがしなることで反動を吸収できるので、キックバックが起こりにくく比較的安全です。

マキタ 充電式草刈機 18V MUR193DZ (バッテリー・充電器別売) ナイロンコード260mm

参考価格Amazon:12,900円
楽天市場:16,744円
Y!ショッピング:11,479円
販売元‎株式会社マキタ

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草刈り機の詳しい使い方についてはこちらの記事をご覧ください。

重曹や熱湯など雑草を枯らせる身近なもの

「除草剤は使いたくないけど、手ごわい雑草を枯らしてから処理したい」という場合には、重曹や熱湯を使う方法があります。
身近にあるものなので、簡単に手に入り環境への影響が少ないのがメリットです。

重曹には、雑草が吸収することで細胞を壊死させたり、水分を蒸発させたりして枯らせる効果があります。
特に天然重曹は、農作物や人などへの安全性が明らかな特定防除資材(特定農薬)として認められています。

参考:JCPA農薬工業会|「特定農薬」は通常の農薬とどのように違うのですか。(最終閲覧日:2023年11月14日)

重曹を使った雑草対策には、以下の記事で詳しく解説しています。

熱湯の効果はよりシンプルで、高熱によって雑草の細胞を壊します。
確実に枯らせるには大量の熱湯をかける必要がありますが、水なので環境への安全性はより確実です。

こちらの記事は熱湯を使った雑草対策を解説した記事していますので参考にしてください。

どちらの方法も除草剤に比べると効果が穏やかで、枯れるまでに時間もかかるのがデメリットです。

ちなみに、塩で雑草を枯らせる方法はおすすめはできません
塩は分解されないので土壌に残り、雨などによって周辺へ流出し、周辺の土地で植物が育たなくなったり、建物や地中の配管を傷めたりといった塩害が起こるからです。

雑草対策に塩を使う危険性についての記事もありますので、気になる方はご覧ください。

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おしゃれな庭に使われる雑草対策【被覆材】

続いて、地面をおおってしまう雑草対策をご紹介します。
地面をおおうことで日光をさえぎって雑草の種が発芽するのを防いだり、外から飛んできた雑草の種が地面に根付くのを防いだりできます。

多少手間をかけても、長く雑草を防ぎたい場合におすすめです。

雑草対策として地面に敷く被覆材にはいろいろな種類があり、多くはホームセンターなどで購入できます。
種類によって簡易的なものや、オシャレに演出できるものなどさまざまです。

被覆材の種類
  • 防草シート
  • マルチング
  • 砂利(ロックガーデン)
  • ウッドチップ・バークチップ
  • 固まる土

それぞれ特徴やメリット、デメリットをご紹介します。

防草シート

防草シートは雑草対策に特化した被覆材で、日光を遮りつつ水や空気は通してくれます
設置や撤去が比較的容易なので、今後別の用途に使う可能性がある場所の一時的な雑草対策におすすめです。

防草シートは100円ショップで売られているお手頃なものから、1万円を超える高級品までさまざまな商品があります。
十分な防草効果を得るためには、遮光率と繊維の密度が高いものを選ぶことが重要です。

参考価格Amazon:10,500円
楽天市場:8,480円
Y!ショッピング:22,000円

※参考価格は2023年11月13日時点のAmazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングでの価格(税込み・東京都への送料込み)です。

防草シートのメリット
撤去が簡単

砂利やウッドチップなど細かな素材に比べて防草シートは手間なくすぐに撤去できるので、別の用途に転用する可能性がある空き地などの雑草対策に最適です。

手入れが簡単

表面が平らでなめらかになるので、掃除なども簡単です。

植物周辺でも使える

切り込みを入れて花壇や庭木のまわりをおおう方法もあります。

防草シートのデメリット
敷くのに手間がかかる

敷く前に除草や整地をしたり、シートの端にテープを貼ったりと、防草効果を得るためには手間がかかります

5年~10年程度で交換が必要

多くの製品は耐用年数が5年~10年程度で、劣化によって防草効果がなくなってくるので、寿命を迎えたら交換が必要です。

虫が発生することがある

防草シートには透水性がありますが、もともと水はけの悪い場所で使うと湿気がたまることで害虫が発生しやすくなることがあります。

見栄えが悪い

防草シートは黒や緑一色のものが多いので、防草シートをむき出しのままにしておくと人工的で無骨な印象になりがちです。

防草シートの見栄えをよくする対策として、防草シートの上に後述する砂利ウッドチップ人工芝などを重ねて敷く方法があります。

別の被覆材を重ねることで防草効果が高まるうえ、防草シートに日光が当たらなくなることで劣化を防ぐ効果もあるためおすすめです。

防草シートの選び方や使い方は、以下の記事でより詳しく解説しています。

マルチング

花壇などの雑草対策や、より手軽に安く対策したい場合には、マルチングもおすすめです。
マルチングは畑などでよく見られる、土をビニールシートなどでおおう方法です。

マルチング用のシートには黒や銀色、透明などいくつかの色がありますが、雑草対策をメインにするなら遮光性の高い黒色を選びましょう。

参考価格Amazon:618円
楽天市場:987円
Y!ショッピング:878円

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マルチングのメリット
材料費が安い

マルチングにはマルチング用のビニールシートの他、ワラ、腐葉土などより安価で手に入るものや、ダンボールや新聞紙、刈り取った雑草など、ほぼ無料で手に入るものも活用できます。

自然の素材は撤去不要

ワラやダンボールなど土に還る素材を使った場合にはいずれ自然になくなるので、その場所をなにかに使う場合でも撤去の作業は必要ありません。

植物の健康促進に役立つ

マルチングには雑草対策以外に、土壌の乾燥を防いだり土の温度を上げて病害虫を防いだりといった、植物の成長を助ける効果も期待できます。

マルチングのデメリット
見栄えが悪い

ダンボールや新聞紙などはゴミのようにも見えて、見栄えが悪く感じることもあります。

耐久性が低い

ビニールシートなどはやぶれたりはがれたりして、長くはもたないことも多いです。

植物の世話がしにくくなる

土をおおっていることで水やりや施肥などの手入れがしにくくなる場合もあります。

マルチングは、短期間の簡易的な雑草対策と考えるのがよさそうですね。

砂利

自然でオシャレな雰囲気にしたい場合には、砂利を使うのがおすすめです。
砂利は石をやや丸く砕いた素材で、地面に敷き詰めることで日光を遮る効果があります。

庭に敷き詰めれば、日本庭園のような厳かな雰囲気にすることも可能です。
砂利には白や黒、複数の色を混ぜたものなどさまざまな種類があり、お好みで選ぶことができます。

参考価格Amazon:1,536円
楽天市場:1,536円
Y!ショッピング:1,920円

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砂利のメリット
いろいろなお庭に合わせやすい

色や大きさの種類が豊富なので、和風のお庭にも洋風のお庭にも合わせることができます。

防犯効果も期待できる

上を歩くと音が鳴るので、庭や玄関アプローチなどに敷くことで不審者の侵入に気付ける防犯対策にも効果的です。

水はけがよい

土の上に砂利を敷くことで水たまりができにくくなるので、雨の日なども上を歩きやすくなります。

砂利のデメリット
敷くのに手間がかかる

砂利敷きで十分な防草効果を得るためにはある程度の厚みが必要で、お庭など広範囲に敷く場合は相当の量の砂利が必要です。
何十㎏もの砂利を運ぶだけでも大変な作業になります。

掃除がしにくい

砂利の上に落ち葉やゴミなどが積もったときには、ホウキなどではこうとすると砂利が一緒に付いてきてしまって掃除がしにくいです。
隙間から雑草が生えたときには草刈り機などでまとめて刈り取ろうとすると砂利がはねてしまうので、手で除草しなければいけません。

5年程度で補充が必要

上を歩くうちに徐々に砂利が土に埋まってしまったり外へ流出したりして砂利が減っていき、土が表面に出てきて雑草が生えてしまうこともあります。
5年程度を目安に上から砂利を補充する作業が必要です。

ケガをしやすい

砂利を敷いた場所は足下が不安定になり、砂利は硬いので転ぶとケガをしやすいです。
子どもやペットが運動する場所には向かないでしょう。

砂利だけを敷いていても、隙間から雑草が生えてくることがあります。
砂利が埋もれるのを防ぐためには、土の上に防草シートを敷き、その上に砂利を敷くのがおすすめです。
防草効果が高まりますし、防草シートも直射日光から守れます。

砂利を使った雑草対策は、以下の記事でもより詳しく解説しています。

ブラックロック

庭の外構の一部や植栽に、小さい岩をたくさん置いたり並べたりして見栄えよく雑草対策する方法もあります。

防草シートの上に砂利を敷く方法と似ていますが、大きな石を使うとワイルドで格好良い印象になるのが特徴です。
高さを出して置き、ライトアップすると格好よいアプローチになります。

参考価格Amazon:2,280円
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ブラックロックのメリット
置くだけで美観を保てる

ブラックロックは広い面に敷き詰めてもよいですが、植栽の一部だけに置いても格好よくなります
また何か物足りないと感じるコーナーには、ブラックロックを置くだけでアクセントになります。

高低差を出せる

積み上げれば高さを出すことができます
直感に任せて積み上げ、ライトで照らせばアプローチが素敵な雰囲気になります。

さまざまなガーデンスタイルに合わせやすい

ブラックロックはロックガーデンだけでなく、いろんなスタイルに合わせられます。
和風にも洋風にも合わせられるのがメリットです。

ブラックロックのデメリット
雑草が生えたら取りにくい

ブラックロックを置けば雑草対策にはなるものの、草が生えてくることもあります。
岩の隙間から生えた草は道具を使って刈るのが難しいため、手作業で草を抜き取るしかありません

センスが問われる

置くだけで簡単に庭をつくれるとはいえ、一歩間違えれば岩を積み上げただけの雑な庭だという印象を与えかねません。
どこにでもあるような石ではなく、珍しい石や色のそろった石を使っておしゃれに演出する必要があります。

ウッドチップ・バークチップ

お庭や植物まわりをオシャレに雑草対策したいなら、ウッドチップやバークチップがおすすめです。
ウッドチップは木材を細かく砕いた素材、バークチップは樹皮を砕いた素材です。

ウッドチップ

ウッドチップ

バークチップ

バークチップ

ウッドチップは比較的安価で、軽くて扱いやすい特徴があります。
バークチップは土の色と似た色味や一粒一粒が大きいのが特徴で、敷く面積が広い場合に適しています。

兵庫県産スギ・ヒノキウッドチップ 50L

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ウッドチップ・バークチップのメリット
砂利よりも敷くのが簡単

ウッドチップやバークチップは砂利に比べて軽いため、自分でも簡単に敷設ができます。

ケガしにくい

やわらかい素材なので、子どもやペットの遊び場にも使いやすいです。

自然な雰囲気になる

木の自然な質感なので、花壇や庭木のまわりに敷いてもなじみやすいです。

撤去が不要

自然の素材で土に直接敷いた場合はいずれ土に還るので、特に撤去の作業は必要ありません。

ウッドチップ・バークチップのデメリット
定期的に補充が必要

自然の素材であるウッドチップ・バークチップは雨などによって劣化します。
ウッドチップは1~2年程度、バークチップは2~3年程度を目安に補充が必要です。

掃除がしにくい

砂利と同様に細かいので、落ち葉などの掃除が面倒です。

カビが生えることがある

吸水性や保水性があり、水はけや日当たりが悪い場所に使うと湿気がこもるため、カビが生えたり虫が発生したりすることがあります。

火災のおそれがある

木は燃えやすいので、ウッドチップやバークチップを敷いたお庭でバーベキューなどをすると、火が燃え移るおそれがあります。

ウッドチップやバークチップも砂利と同様に、下に防草シートを敷くことで防草効果を高めたり、劣化を抑えたりできます。

草刈り110番では、防草シートや砂利といった被覆材の敷設に対応している業者のご紹介も可能です。
プロが施工することで見栄えよく敷設でき、より確実な防草効果を得られます

対策したい場所の状況やご要望に応じて最適な被覆材をご提案することもできますので、ぜひ一度無料現地見積りをご利用ください。

※対応エリア・加盟店・現場状況により、事前にお客様の了承をいただいたうえで、調査費用等をいただく場合がございます。

無料でご相談いただけます/

固まる土

庭木まわりの雑草対策をより強力にしたい場合には、固まる土がおすすめです。

固まる土のお庭のイメージ

固まる土は「固まる砂」や「防草土」ともいい、水を含ませることでセメントのように硬く固まる土です。
固まる土で地面をおおうことで日光を遮るとともに、伸びてくる雑草もより強力に抑えることができます。

参考価格Amazon:1,499円
楽天市場:2,310円
Y!ショッピング:1,553円

※参考価格は2023年11月13日時点のAmazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングでの価格(税込み・東京都への送料込み)です。

基本的には地面に土をまいて水をかけるだけなので、DIYでも簡単に施工できます
以下は固まる土を敷設している動画です。
実際に施工したお庭や場所の様子も紹介されています。

固まる土のメリット
掃除がしやすい

表面がなめらかな状態で固めることができるので、掃除などのお手入れがしやすくなります。

庭木のまわりで使える

多くの製品には透水性があるので、庭木の際まで敷設してしまっても木が水を吸収するのを阻害しません

自然な雰囲気になる

見た目は普通の土とほぼ変わらないので、どのような場所でもバランスが悪くなることはあまりなく、植物のまわりなどに敷いても違和感はありません。

固まる土のデメリット
キレイに施工するのは難しい

固まる土は敷き広げて水をかけるだけで固まるので誰でも施工できますが、キレイに平らにするにはトンボなどの工具を使う必要があり、案外難しいです。
厚みの薄い箇所などがあると割れの原因になります。

苔が生えることがある

水はけや日当たりが悪い場所に使うと、固まる土の表面に苔が生えて汚れたように見えたり、表面が滑りやすくなったりすることがあります。

ヒビやはがれが発生することがある

コンクリートなどに比べると耐久性が低く、3年程度でひび割れができたり、表面の砂がはがれたりすることがあります。
定期的に上から固まる土を重ねるなどの補修が必要です。

撤去が面倒

カチカチに固まる固まる土は、撤去しようと思うとハンマーなどで砕く必要があって大変です。
また、固まる土は一般の家庭ゴミとして捨てられないので、産業廃棄物処分業者などに依頼して処分する必要があります。

固まる土の選び方や施工方法を解説した記事もありますので、ぜひご参考ください。

緑を活かす雑草対策【芝生】

「自然な雰囲気がいいけど、特に植物が茂った緑のお庭にしたい」
そんな場合におすすめなのが、芝生などのグランドカバープランツです。

グランドカバープランツは茎を横に伸ばして成長する性質があり、地面をおおうように繁茂します。
雑草よりも生育の旺盛な植物を茂らせることで、雑草が育ちにくい環境を作る雑草対策です。
また、芝生の雰囲気を作れる人工芝もあります。

緑を使った雑草対策
  • 天然芝
  • 芝生以外のグランドカバープランツ
  • 人工芝

それぞれ特徴を見ていきましょう。

天然芝

芝生はグランドカバーの代表です。
細い葉が地面を密におおって、緑のじゅうたんのようになります。

天然芝はホームセンターや園芸店で購入でき、多くの場合マット状の苗で販売されています。

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※参考価格は2023年11月13日時点のAmazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングでの価格(税込み・東京都への送料込み)です。

天然芝のメリット
簡単に張れる

マット状の芝生の苗は地面に置くだけで簡単に根付いてくれるので、植え付けの作業はとても簡単です。

ケガしにくい

芝生を張った地面はじゅうたんのようにやわらかくなるので、子どもやペットが走り回ったり転んだりしてもケガをしにくくなります。

涼しくなる

植物は蒸散作用といって、葉から水蒸気を放出して葉の温度が上がりすぎるのを防いでいます。
この効果によって、芝生を張った地面は夏場でも熱くならず快適に過ごせます

天然芝のデメリット
防草効果は比較的弱い

防草シートなど人工的な方法に比べると防草の効果は弱いです。
芝生の隙間から多少は雑草が生えるので、草むしりなどの手入れが必要です。

手入れが面倒

芝生をきれいに維持するには水やりや芝刈りといったこまめな手入れが年中必要です。
手入れを怠ると、枯れてしまったり、伸びすぎて芝生自体が雑草のように見苦しくなったりします。

種類によっては冬場に枯れる

高麗芝など日本芝の多くは、冬場に地上部が枯れて一面茶色になります
根は残っているので春になればまた緑の葉が出てきますが、冬の間は寂しく感じるかもしれません。
冬場も緑を保ちたい場合は西洋芝などの寒地型芝か、人工芝を使うのもおすすめです。

天然芝による雑草対策は、美しいお庭を維持するために手間暇を惜しまないという人に向いているでしょう。

芝生以外のグランドカバープランツ

芝生の他にも、地面をおおうように茂って雑草対策に使える植物はたくさんあります。
例えば以下のような植物がグランドカバーとしてよく使われます。

グランドカバープランツの例
  • タピアン
  • 芝桜
  • クラピア
  • リュウノヒゲ
  • タイム
  • ハイゴケ
  • セダム

多くの植物はホームセンターや園芸店でポット苗が販売されています。
また、クローバーなど1種類の雑草をあえて茂らせてグランドカバーのようにする方法もあります。

グランドカバープランツのメリット
種類によっては花を楽しめる

グランドカバーに使える植物には、芝桜やタピアンなど花が咲くものもあります。
うまく育てれば、お庭一面の花のじゅうたんを眺められます。

芝生よりも育てやすいものが多い

クラピアやリュウノヒゲなどは生育が旺盛で丈夫なので、それほど手をかけなくても育てることができます。
刈り込みも芝生のように頻繁には必要ないので、お手入れの手間は芝生よりも格段に少なく済みます。

グランドカバープランツのデメリット
一面をおおうには時間がかかる

芝生のようにマット苗として販売されているものは少なく、通常のポット苗を植えることが多いです。
最初に植える量が少ないので、地面全体をおおうまで成長するには数年かかる場合があります。

環境によって育てられる種類が限られる

植物は種類によって適した気温や湿度、日当たり加減などに違いがあり、環境に合わない植物を植えても元気に育たないことが多いです。
植物ごとの適した環境を確認して選ぶ必要があります。

芝生以外のグランドカバープランツの種類や選び方は、以下の記事でも詳しく解説しています。

草刈り110番では、天然芝の芝張りや植栽に対応している業者もご紹介しています。
また、芝刈りや施肥などの定期的な維持管理にも対応可能です。

「緑のお庭を作りたいけどどうすればいいのかわからない」「手入れができるか不安」という場合は、ぜひ一度草刈り110番の無料相談窓口へお気軽にお問い合わせください。

無料でご相談いただけます/

人工芝

「緑の温かみは欲しいけど、植物を育てたり手入れしたりするのは苦手」という場合は、人工芝を使う方法もあります。

人工芝と砂利

近年の人工芝は精巧に作られていて、一見すると天然芝と見分けがつかないようなものも多いです。

モダンデコ 人工芝 ロール 1m×10m 芝丈35mm

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※参考価格は2023年11月13日時点のAmazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングでの価格(税込み・東京都への送料込み)です。

人工芝のメリット
手入れが簡単

人工芝は実際の植物ではないので、天然芝のような水やりや芝刈りといった手入れが一切必要ありません
ときどき掃除をしたり、寝てしまった芝草をブラシで起こしたりする程度です。

場所や季節を選ばず使える

人工芝は枯れることもないので、日陰になる場所などにも設置して緑の景観を作ることができ、一年中緑を保つこともできます。

人工芝のデメリット
費用が比較的高い

芝生やグランドカバープランツに比べると材料費が高いため、導入の費用が高くなります。

夏場は熱くなる

人工芝はポリプロピレンなどの合成樹脂でできているものが多く、日光が当たると50℃以上の高温になることがあります。
子どもやペットの遊び場として使う場合は、夏場には事前に散水をして冷ましておくなどの対策が必要です。

水はけが悪くなることがある

人工芝自体には透水性があるものが多いですが、下地の環境によっては人工芝の下に湿気がたまって害虫が発生することがあります。
敷設する前に整地をして勾配をつけたり、水はけのよい下地材を入れたりといった対策をしておくのがおすすめです。

人工芝を敷いていても隙間から雑草が生えてくることはあるので、防草効果をより高めるには下に防草シートを重ねて敷くのがおすすめです。

頑丈な雑草対策【舗装材】

「なにがなんでも雑草をはやしたくない!」という場合は、思い切ってお庭や外構をリフォームしてしまうのも有効な手段です。
地面を土ではなくコンクリートやタイルなどにしてしまえば、雑草はめったなことでは生えません。

舗装材のメリット
耐久性が高い

防草シートなどの被覆材と比べて素材の強度が高いので、長期間にわたって強力な雑草対策になります。
駐車場など負荷が強い場所にも最適です。

見栄えがよい

タイルやレンガなどにはさまざまなデザインのものがあり、組み合わせることで洋風にしたり、洗練された雰囲気を出したりとお庭を好みどおりにコーディネートできます

汚れにくい

土がないので、雨の日などにも汚れがつきにくいです。
表面が平らになるので掃き掃除や水洗いも簡単にでき、キレイな状態を維持できます。

舗装材のデメリット
費用が高い

被覆材に比べると材料費が高いだけでなく、施工に技術が必要なため造園業者などに依頼するのが一般的です。
業者の技術料もプラスされて数十万円の費用になることも多いです。

夏場は熱くなる

多くの素材は、直射日光を受けると熱くなります。
低温火傷などの危険があるだけでなく、お庭や外構に使っている舗装材が高温になると、輻射熱によって家の中の温度も上昇し、冷房の効率が悪くなる場合があります。

撤去が面倒

一度設置した舗装材は、撤去するのにも業者による工事が必要で、工事費用がかかります。
そのため、用途を変更する可能性がある場所には向いていません。

無機質な印象になる

特に一面を土間コンクリートにした場合は、無機質で殺風景な雰囲気になりがちです。

雑草が生えることがある

ブロックのつなぎ目や経年劣化によってできたヒビ割れなどの隙間に土がたまり、そこから雑草が生えることがあります。
硬い舗装材の隙間から生えた雑草は、土に生えた雑草よりも抜くのが面倒になることもあります。

お庭などに使われる舗装材には、以下のようなものがあります。

頑丈な雑草対策の例
  • タイル
  • レンガ
  • インターロッキング
  • 土間コンクリート

それぞれ特徴を解説していきます。

タイル

タイルは陶磁器製の板です。
色や形の種類が豊富で、どのような場所にも合わせやすい素材です。

タイル

表面がなめらかで高級感があるので、お庭に使えば室内からひとつながりのテラスのような雰囲気が出せます。
また、吸水性が低いので汚れが染み込みにくく泥などが付着しても水で簡単に洗い流せます

ただし濡れると滑りやすいので、駐車場や人がよく通る場所に使う場合は表面がザラザラとした防滑加工がされているタイルを選ぶのがおすすめです。

レンガ

同じ種類のレンガでもひとつひとつに微妙な色ムラがあり、温かみのあるレトロな風合いになるのが他の素材にはない魅力です。

レンガ

他の舗装材に比べて強度が低いのがデメリットで、使っていくうちに欠けやヒビ割れが出てきやすいです。

インターロッキング

インターロッキング

インターロッキングブロックは、コンクリート製のブロックです。
ブロック同士を固定せず、間に砂をつめることでブロック同士がかみ合わさって強度を保つ構造が、インターロッキングです。

ブロック同士を固定していないことで水はけがよく柔軟性もあるので、道路や公園の舗装材としてよく利用されます。
見た目はレンガにも似ていますが、レンガよりも強度が高く、色や形の種類も豊富です。

一方、固定されていない目地から雑草が生えてきやすいデメリットがあります。

目地_写真

このように隙間から草が出てくることがあります。

土間コンクリート

コンクリート 庭

土間コンクリートは、地面全体をコンクリートにする方法です。

他の舗装材のようなつなぎ目が少ないので雑草が生える隙間がほとんどなく、防草効果は高いです。
強度が高く、駐車場などに使っても数十年耐えることができます。

お庭など目につく場所は全面をコンクリートにしてしまうと殺風景になりがちなので、部分的にタイルや砂利、人工芝など他の素材を組み合わせたデザインにするものおすすめです。
また、継ぎ目の隙間やひび割れがあった場合にはそこから雑草が生えることがあります。

いずれの舗装材でも、経年劣化などによって隙間から多少の雑草が生えることはあります。
とはいえ、土の状態より発生する雑草の量は格段に少ないので、発見次第除草道具を使った刈り取ったり、除草剤を使って枯らせたりすれば対処できます。

雑草対策でプロの手が必要なら草刈り110番へ

予防対策もしたいけど、「今生い茂っている雑草をとりあえずどうにかしたい!」という場合は、ぜひ当サイト【草刈り110番】にご相談ください。

草刈り110番は、住宅のお庭や駐車場から空き地などの広いな敷地まで、あらゆる場所の草刈り、草むしりに対応している業者をご紹介しています。
どんなに雑草がうっそうと茂っている場所でも、草刈りのプロが最短即日でまっさらな状態にしてくれます。

また、防草シートや砂利の敷設などの雑草対策、芝生のお手入れ、庭木の剪定などお庭に関するいろいろなお悩みを解決できる業者のご紹介も可能です。
草刈り110番の無料相談窓口で「どんな雑草対策方法がいいのか教えてほしい」「どうせならオシャレにしたい」といったご要望を伝えていただけば、ピッタリの加盟業者を厳選して手配します。

ご相談や見積りは原則無料で対応していますので、ぜひお気軽にご相談ください。

※対応エリア・加盟店・現場状況により、事前にお客様の了承をいただいたうえで、調査費用等をいただく場合がございます。

まとめ

おしゃれな庭づくりに欠かせない雑草対策!
雑草対策には次のようなものがあります。

  1. 除草剤
  2. 除草グッズ
  3. 防草シート
  4. マルチング
  5. 砂利
  6. ブラックロック
  7. ウッドチップ・バークチップ
  8. 固まる土
  9. 芝生
  10. グランドカバープランツ
  11. 人工芝
  12. タイル
  13. レンガ
  14. インターロッキング
  15. 土間コンクリート

この記事でご紹介した中で、ご自身に合った雑草対策を取り入れてみてください。

ただし雑草対策に完璧なものはなく、実際にはこれらの雑草対策の中からいくつかを組み合わせて実施する必要があります。

とにかく防草効果を最優先にするならコンクリート、オシャレにしたいなら砂利やタイル、手軽に対策したいなら除草剤などがおすすめです。

単なる雑草対策だけでなく、複数の方法を組み合わせて自分好みの雰囲気にコーディネートしてみると、楽しいお庭づくりになるかもしれません。

雑草対策やお庭づくりにお悩みの際は、ぜひ一度【草刈り110番】にご相談ください。
草刈りやお庭のプロが全力でサポートします。

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