草刈り110番コラム

スギナの生態を知って、対策をしましょう

スギナは、一般的に厄介な雑草として知られています。季節によって、姿を変えるスギナは根が深いのが特徴です。そのため、完全な駆除には手間がかかってしまうのです。そして、生命力も高いとも言われています。抜いても抜いても生えてくるスギナに手を焼いている方も多いのではないでしょうか。
スギナの完全駆除には、どうやら地下茎が関係しているようです。地下茎を地下に伸ばして生えてくるスギナに対処するためには、地下茎の根絶も必要です。
「地獄草」というおそろしい別名をもつスギナ。この雑草の対策をするために、今回はスギナの生態や対策方法をご紹介していきます。

スギナ

スギナの生態

スギナはトクサ科(シダ植物)の多年生雑草で、全国に分布していて、完全に駆除するのが大変難しい雑草です。またの名を地獄草といい、この名前からもスギナのしぶとさがあらわれているように感じます。根が深く、地下深く、ほかのスギナとくっついている様子から名づけられたといわれています。まさに地獄の底まで根がつながっているかのような例えです。
また、スギナは季節によって姿を変えて生息しています。

春には地上に胞子茎と栄養茎が表れます。これが川土手などにもみられる「ツクシ」なのです。見かけたことのある方も多くいらっしゃると思います。
スギナとツクシは似ても似つかないため、まさか、と思ってしまいますが、スギナは花を咲かせず胞子によって増える植物です。
スギナの種である胞子をばらまくため、花のような役割を果たすためにツクシは存在しているといえます。
夏には青々と繁り、仮に葉をすべて刈り採られても、茎よりどんどんと成長する力を持っています。
秋ごろには、ツクシを地下茎から作り始め、地下で冬を越す準備を始めます。
冬には、表面上スギナはすべて刈れたように見えますが、土の下にはツクシが冬眠中のように存在しています。
そしてまた春になると、ツクシが胞子をばらまく…というのを繰り返すのです。

スギナの地下茎は厄介

スギナの最大の特徴は、特に根が深く、抜こうとしても根っこまでは抜けないということです。ぶちっと途中で千切れてしまうといったことがほとんどでしょう。
少し土壌を掘り起こして抜いたくらいでは、根の深いスギナの駆除は難しいでしょう。また、スギナの地下茎はとても強力な増殖力を持っているのです。

スギナの繁殖器官は3種類あり、胞子、根茎、塊茎です。特に地下茎である器官の根茎、塊茎が繁殖力旺盛で、根茎は30~40センチほどの深さ、塊茎は1メートル前後の深さまで存在するといわれています。地下茎は切断された根茎の節からまた新しい芽を作る力を持っています。
また、パワーもとても大きく、わずか10センチ足らずの根茎から、半年を越えたころには10メートル以上もの根茎が作られていたという観察記録もあるようです。
夏場には、朝抜いたスギナが、夕方に再生しようとしていた…という話もあり、いかに地下茎が厄介であるかがうかがえると思います。

またスギナは個体同士に見えても、隣接しているスギナと地下の根っこでつながっています。つまり、地中でどこまでも繋がり、繁殖を繰り替えしている可能性がとても高いのです。
スギナの生息する畑の土壌を耕してしまうと、スギナの根茎がちりばめられ、さらに分布が拡大してしまうおそれもあります。自分の庭や畑に生息してしまったら…大変なことですよね。畑であれば作物の畝作りの前にスギナを除去してしまわないと、畝を作った後に駆除できず困ったことになってしまいます。
また、庭にスギナが生息しているのに芝生を上から張ってしまって、失敗した…という話もあるようです。畝作りや芝生を張る際には、このやっかいなスギナが生息していないことを確認する必要があるようです。

スギナを除草剤で駆除する

では、そんなスギナをどうしたら効果的に駆除できるのでしょう?一気に駆除するとなれば、除草剤を利用した作業が便利ですよね。
スギナ対策の除草剤の散布にはポイントがあるようです。

・スギナの除草には、「非選択性茎葉除草剤」を用いるのがよいとされています。また、グルホシネート液剤がスギナに有効であるとされ、広く用いられています。
・スギナの生育時期である、5月から6月に、草丈が20~30センチ前後の時に散布するのがよいでしょう。
・草全体が薬液で充分濡れるように散布するとよいでしょう。

これで、おおよそ1ヶ月半~2ヶ月ほど成長を抑える効果があるといわれています。地上に出ている部分を抑えることによって地下茎部分も抑制されます。再生の見られた場合には、茎が20~30センチに伸びたころに再散布するのがよいでしょう。
こうすることにより、翌年のために養分を蓄え始める時期に、地下部の養分供給をストップできるといわれています。そのため、翌年の発生を抑えることができるのです。

スギナの抜き方

草

でも、除草剤はなるべく使いたくない、と思っている方も多くいらっしゃるかと思います。小さいお子様がいて、薬剤は我が家に置いておきたくない…そんな時に、何か他に駆除方法はあるのかな?と考えると思います。
除草剤以外での作業方法は、とにかく抜くことです。
先ほど書いたように、スギナは地下茎がありとてもしぶとい植物です。それでも、とにかく抜き続けることで繁殖を抑制することができるようです。地中に存在する根が途中で千切れてしまっても抜くことが大切です。
スギナの成長するスピードよりも早く抜くことにより、スギナの成長が追い付かず枯れていき、最終的にはその範囲に見えなくなる…ということもあるようです。
しかし、毎日抜き続けることが重要ですから、便利な雑草抜きの道具などを使ったほうがいいでしょう。手間になる場合は、業者に依頼するのも手です。
また他にも、スギナも防ぐことのできる防草シートを用いるのもいいでしょう。ただし、スギナに対応していない防草シートを使うと、スギナがシートを突き破ってしまう可能性もあるようです。

まとめ

・スギナは私たちのとても身近にも生息している、多年生の雑草
・ツクシは、スギナの胞子をばらまく役割をしている
・地獄草とも呼ばれるほど、とてもしぶとい雑草である。冬には枯れたように見えても、春になればまた再生する
・スギナの地下茎の繁殖力はとても強く、夏には特に成長が激しくなる
・除草剤の散布時期にはポイントがあり、翌年の繁殖を抑えるために散布をする。
・地道に毎日成長前に抜いていくことでも、スギナは成長しづらくなり目にすることが減る可能性もある。防草シートも、スギナ対応であれば効果的なものもある。
・除草剤の使用も、扱い方によっては危険が伴います。範囲が広い場合など、自己判断でなくプロに任せることも検討してみる。

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