草刈り110番コラム

抜いた雑草の処理方法とは?根まで枯らす除草法

抜いた雑草の処理方法とは?根まで枯らす除草法

 

雑草は繁殖力が高いものが多く、何度除去してもすぐに生えてきてしまいます。やっと終わった除草作業、その後はどのような処理をおこなえばよいのでしょうか。誤った認識で雑草の処理をしてしまうと、地面からすぐに雑草が生えてきたり、大量の雑草の重みで移動させるのが困難になったりしてしまいます。

 

今回は、除草後の正しい処理方法と、しぶとい雑草を根まで枯れさせる方法についてご説明いたします。しっかりと対策をして、大変な除草作業を楽にしましょう。

 

 

雑草を抜いた後に必要な2つの処理

雑草を抜いても、そのまま放置していたり埋めたりすると、そこから根を張って再生してしまう可能性があります。雑草は生命力が強いため、日光で完全に乾かしてから処理するようにしましょう。雑草を乾燥させれば水分が抜けて軽くなるため、大量の雑草を運ぶときにも楽になります。日干しするときは地面にそのまま置くのではなく、ビニールシートなどの上に載せた状態にしてください。

 

■地面に埋める方法

雑草を乾燥させた後は、2通りの処理方法があります。ひとつは、雑草を地面に埋める方法です。雑草を自然に還して土の栄養分にするため、環境に負担をかけることはありません。

 

ただし、埋めるときはできるだけ深く穴を掘ってください。浅い場所に埋めてしまうと根を張って再生してくることがあります。日干ししても雑草がまだ生きている可能性も考えられるため、注意が必要です。目安としては約30から40㎝の深さに埋めるのがおすすめです。

 

■燃えるゴミに出す方法

もうひとつの方法は、「燃えるごみ」に出して処分することです。暑い夏に草刈りや除草をおこなったときは、その後に穴を掘るのはとくに大変な作業です。手間を省きたいなら燃えるごみとして処理することをおすすめします。事前にかならず雑草を乾燥させ、付着した土をはらってから袋に入れるようにしましょう。

 

根が残っているとすぐに生えてくる雑草8種

根が残っているとすぐに生えてくる雑草8種

 

雑草の生命力は侮れません。根を残して刈りそろえる草刈りはもちろん、根っこから引き抜く除草をおこなっても、地面に根が残っている場合はすぐに再生してしまう種類があります。根を地中深くに張るスギナは、除草をしているときでも途中でちぎれてしまうことがあります。

 

道端や土手、河原などでみかけるチガヤもその再生力はとても強力です。ドクダミは漢方に利用されることもありますが、独特な臭いだけでなく生命力も強い雑草です。ヨシは冬になっても枯れない多年草で、川岸や水田などに大量に生えてきます。太い根を張って増殖していくため、手で除草するのは容易ではありません。

 

アメリカ原産の外来種であるセイタカアワダチソウは、繁殖力が非常に高い雑草です。根から特殊な物質を出して他の植物の成長を妨害し、栄養を独占してしまうという厄介な性質も持っています。食用や薬草としても活用できるヨモギやクズ、秋の風物詩であるススキも、実は繁殖力の強い雑草なのです。

 

これらの雑草の中には、根から増えていったり種子を飛ばしたりするものもあります。地面に根が残っているとすぐに生えてきてしまうため、一度敷地内に生えると除去するのが非常に困難になります。

 

根まで枯れさせる除草方法

上記でご紹介した雑草は、いくら頻繁に除草をおこなっても地面の中に根が残っていればすぐに再生してしまいます。とくに7月から8月頃の日差しが強い時期は成長も早く、「少し放っておいたら庭が雑草だらけになってしまった」ということもあります。

 

その場合は、根っこまでしっかりと枯らす除草方法が効果的です。植物には有害でも、人や動物に対しての毒性は低いといわれるグリホサートという除草剤があります。これを雑草の葉や茎にかけると、根っこまで枯らすことが可能です。そのため繁殖力の強い雑草駆除に使用するのをおすすめしています。

 

ジェネリック医薬品ならぬジェネリック農薬として、安価に購入できるサンフーロンという除草剤も販売されています。ジェネリック農薬とは、最初に開発した会社の農薬の特許が切れた後に別の会社が製造する農薬のことです。効果はオリジナルの農薬とほぼ同様です。

 

除草剤を使用するときは、繁殖力の強いスギナには25倍、頑固な雑草には50倍、一般的な雑草には100倍に薄めてください。もしグリホサート系を使用する場合は、葉や茎に散布するようにしてください。土に吸着しやすい性質があるため、土や根に散布しても効果を得ることができません。

 

防草シートや砂利を使って再発を予防

防草シートや砂利を使って再発を予防

 

除草した後は、防草シートを使用して再発を防ぎましょう。防草シートは、地面から日光を遮り、雑草が生えてくるのを予防するものです。手や機械で雑草を取ったり、除草剤を散布したりする作業は一度だけでは済みません。雑草が生えてきたときにはまた繰り返す必要があります。

 

その反面、防草シートは地面に敷いておくだけで長時間効果を持続させることができます。シートを購入する際は、素材が丈夫なものを見極めるようにしましょう。安い粗悪品だと雨や風などですぐに破れてしまい、効果が発揮できません。

 

また、地中に根を残して、そこから再生する雑草は、防草シートを敷いても破れた箇所やシートの隙間などから生えてくることがあります。シートを長持ちさせるためにも、事前に除草剤を使用し、整地しておくことをおすすめします。

 

駐車場には車やバイクなどが通るため、防草シートにかかる負担も大きくなります。また、シートの上に砂利をまくとシートの劣化防止にもなり、防草の効果もアップします。そういった用途の場合は耐久性の高い厚手のシートを選びましょう。ホームセンターなどでも手軽に購入することができるので、予算や目的と合わせて検討してみてください。

 

まとめ

除草した後は、まずしっかりと日光に当てて乾燥させることが重要です。そして、その後は地面に埋めるか可燃ごみとして処理をおこないましょう。雑草の中でも、繁殖力の高いものは根が残っているとすぐに再生してしまいます。乾燥させる際も地面に直接置くことは避けてください。

 

また、その後の除草作業を楽にするためにも、除草剤を使用したり防草シートや砂利などを活用したりしてみてください。手間を省いて除草したい場合は、専門業者に依頼をするのも手です。今回紹介した内容を参考に、正しい雑草処理をおこない、除草の手間を省きましょう。

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